兵庫県精神障害者グループホーム連絡会

連絡会の発足

 

平成7年の阪神淡路大震災までは兵庫県下に2か所だった精神障がいを持つ方を対象としたグループホームは、

震災後、県の「こころのケアセンター事業」によって5年間で20か所を超えるまでになりました。

 

しかし、数は増える一方で、情報交換や交流の場は無いままでした。

そんな時、兵庫県精神障害者家族会連合会(現・兵庫県精神福祉家族会連合会)によるグループホーム運営に関する

アンケートが行われ、どのグループホームも共通する課題を抱えていることがわかりました(「入居者への対応」など)。

他のグループホームとの情報交換や交流の場を求める意見も多かったことから、

平成11年、世話人会として「兵庫県精神障害者グループホーム連絡会」が発足しました。

 

現在では、県下の32法人、66か所のグループホームが連絡会に加盟しています(平成30年12月現在)。
内訳は、NPO法人14、医療法人10、社会福祉法人5、有限会社2、一般社団法人1となっております。

活動状況

 

3か月に1回、定例会を開催しています。
悩みや不安を自由に気兼ねなく語り合える場、雰囲気づくりを重視しています。


・各グループホームの紹介:概要、支援内容、各自治体の動向などの情報交換
・グループワーク:一人職場になりがちな世話人が抱えている不安や悩みを語り合い、共有する
・勉強会:障害者総合支援法や病気についてなど、外部講師を招いて学ぶ
・その他:「世話人の業務実態」の調査、「県内グループホームパンフレット」の作成、病院PSWとの意見交換会など

 

その他、空室情報を集約して発信(兵庫県精神保健福祉士協会のメーリングリスト)したり、連絡会事務局を窓口として

各方面からの問い合わせを各グループホームに繋ぐことなどを行っています。

 

参加希望の事業所があれば、気軽にご相談下さい。